感情は動かすものではなく「動くもの」

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怪我が絶えなかった16年の野球人生。たどり着いた「体づくり」と「動きづくり」の違い
2016年1月7日 - 9:48 AM
今だから言える 大きな怪我をして 今がある。     きっと怪我をしなければ 今の考えにはたどり着けなかった。         ここでいう 「体づくり」は 筋肉を縮めて 使うような 動きを指します。       反対に 「動きづくり」とは 筋肉の伸びを使って 動きそのものを作り出すことを 言います。       昨夜遅くに1本の メールが入りました。   高校卒業を控えた 高校生からのメール。       日本でトップになり 世界と対等に戦える Playerになります。     文字だけでは 伝えられないから 会って話したいです。   会おう! 即答ですね。         彼との出会いも 怪我からの復帰でした。   最後の大会を間近に控え ドクターストップがかかり でも諦めたくなかった。   そんな時に 大阪の恩師より連絡が入り 体のケアを引き継ぎました。     状態は あまり良くなかった。 ただ 痛めてしまっている動きは 明確。   だったら その動きの改善をしよう。   その日のうちに 膝の痛みはなく 動きができました。     インターハイでは 砲丸投げ 全国5位 という 素晴らしい結果を 残してくれました。   今でも 親族の皆さんと ともに応援した時間は 忘れられない 熱い思い出です。         痛みがあると 筋肉不足と決める流れが 日本にはあります。   自分もその考えの 一人でした。   右足首の 靭帯を切り 何もできないから 筋肉をつける。   体はどんどん大きくなる。 練習で飛距離が伸びる。 もっと鍛える。   結果 本番で使い物にならない 体の使い方になりました。   そしてまた 怪我を繰り返す日々。   違和感を感じながらも そこにすがることしか できなかった学生時代。   もっと早く知っていれば・・・ 何度も頭をよぎりました。   でも色んな 出会いや 経験がある 今だから 受け止められる そう思います。     短時間で パワーを出し切るような スポーツは別です。   それ以外は いかに動き続けるか。   動き続ける中で 疲れては パフォーマンスは 下がります。   つまり 効率の良い動き が求められます。   冒頭でもお話したように 筋肉を縮めて使う 体づくりは   いかに 短時間で 力を 使い切るか   そこに目的があるので 言い換えれば   あえて 効率の悪い動き (ブレーキ) をする必要があります。     効率の悪い動きを 繰り返し 作られた体で   効率の良い動きを 作り上げる。   この違和感に 気づいて ください。   筋肉が増えなくても 動きを変えれば パフォーマンスは 上がります。   そして 正しい動きで くり返し動き続けることで   そこに 必要な負荷が入り   必要な体ができるのです。     小西宏和